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教授の課題のせいである。 わたしはいつも精神の余裕に欠けるらしく それは人格の度量にも直接的に影響するところから 全くはずかしいかぎりなのであるが このときのわたしは勉強しているのはよろしいとして 一方わたくしもこのような身であっても世界の隅にその存在を占拠しているのであり そうするとやはり外からのオブスタクルには対処せねばならないのである。 内なるオブスタクルは睡眠欲求ぐらいしかなく、 眠るのはこれあとの研究によろしく働くものでもあるので むしろ実質的にはよきものであるのだが 外的オブスタクルに対するわたしの態度は 母曰く目が狂気を宿しており古代の命がけの狩猟の様子を 髣髴とさせるらしい。 対象の潰し方も容赦無く、それは 父曰く一撃にて粉砕その後背を向けて 書斎に戻るとのことである。 武器はスナップを利かせて敵を破砕する系の、刃の切れによって 殺傷するのではないかんじの斧、とのことである。 殺気だっているのである。 生きるのに必死なのである。 こないだのしばらく 向かいの20年来のおばはんはわたしが 再びドイツに行ったと本気で思っていたのことである。 行きたいなら論文。 |